第8回【現場の声】事務所ビルのトイレ清掃が「ただの掃除」じゃない理由
2025年4月23日
こんにちは。
消防点検や貯水槽の清掃だけじゃない!!
今日はトイレと向き合ってきた現場のひとりです。
事務所ビルのトイレって、誰もが毎日使う場所なのに、「あって当たり前」「キレイで当然」と思われがち。でも実は、この“当たり前”を守るには、見えないところで毎日コツコツと戦っている人間がいるんです。
■ 汚れは一日で“育つ” 朝ピカピカだったトイレも、昼すぎにはニオイが出始め、夕方には水垢や尿石がこびりつきはじめます。たった一日でも、放置するとすぐに「使いたくないトイレ」に変わってしまう。それを防ぐために、私たちは毎回「次の利用者のため」に磨いています。
■ 清掃は「おもてなし」でもある ビルに来たお客様が最初に目にするのは、エントランスだけじゃありません。トイレも“その会社の印象”を決める大事な場所。キレイに保たれたトイレは、「この会社、ちゃんとしてるな」と思わせる立派なブランディングなんです。
■ 心を込めて磨く理由 「ただの掃除」と思われることもあります。でも私たちは、人が気持ちよく働ける環境を陰で支える“縁の下の力持ち”であることに誇りを持っています。誰かが「ありがとう」と言ってくれたら、それだけで疲れも吹き飛びます。
⸻ ビルの清掃は、裏方かもしれません。でもその仕事が、働く人のモチベーションや健康、企業のイメージにまで影響を与えているという事実を、少しでも知ってもらえたらうれしいです。 次にトイレを使ったとき、ちょっとだけ「ありがとう」って思ってもらえたら、現場の僕たち、またがんばれます。
※写真はジョジョ風に加工
