第15回【民泊オーナーのための「火災警報器 点検ガイド」】
2025年6月4日
~1室だけの民泊でも必要な点検と届け出の話~
🔥「うちは1室だけだから関係ない」…って思ってませんか?
実は、アパートの1室を民泊にしただけでも、
消防法ではその部屋が「宿泊施設=防火対象物」として扱われます!
つまり、火災警報器の設置と点検が必要になるんです💡
✅ 必要な設備って?
自動火災報知設備(じどうかさいほうちせつび)を設置しなければいけません。
でも、小規模(300㎡未満)の場合は…
👉 **「特定小規模施設用自動火災報知設備」**でOK!
無線式の簡易な警報器でOKなこともあるので、導入のハードルは低めです✨
🔧 点検ってどんなことをするの?
🛠 1. 外観チェック(目で見るだけ!)
チェック内容 | ポイント |
---|---|
壊れてない? | 本体が割れてないか、ホコリまみれじゃないか確認 |
ちゃんと設置されてる? | 天井や壁にきちんと固定されてるかチェック |
電池切れじゃない? | 電池式ならLEDの点滅やアラームに注意! |
🔊 2. 作動試験(試しに鳴らしてみよう)
やること | チェック内容 |
---|---|
試験ボタンを押す | ピーピーピー!と警報音と光が出ればOK! |
連動確認(複数ある場合) | 他の警報器もちゃんと鳴る?無線接続の確認も |
📡 3. 通報確認(受信装置がある場合)
やること | 確認ポイント |
---|---|
警報が受信装置まで届いてるか | 音・表示・ログでチェック! |
🕒 点検の頻度は?
点検内容 | 頻度 |
---|---|
🔧 機器点検(外観・簡易動作) | 6か月に1回 |
🔥 総合点検(作動・連動確認) | 年1回 |
🧑🔧 誰が点検してもいいの?
✅ 東京都の場合、こんな建物なら…
- 延べ面積1,000㎡未満
- 地下や3階以上に店舗などがない
- 二酸化炭素消火設備がついてない
➡ この条件をクリアしていれば、
オーナーさん自身でも点検OK!
※ただし、消防署に報告する場合は、正確な記録と様式が必要です。
不安なときはユタカサービスにお任せが安心♪
📩 消防署への届け出、いるの?
はい、必要です!
書類名 | いつ出す? |
---|---|
防火対象物使用開始届出書 | 民泊を始めるとき |
点検結果の報告は、年1回(建物の種類により3年に1回も可)
🧾 点検記録ってどうするの?
- 点検結果は「点検票」に記録
- 3年間保存義務あり
- 消防署に出すときは「報告書」も必要!
💡まとめ:民泊でも「火災警報器点検」は必須!
チェック項目 | 内容 |
---|---|
設置必要? | ✅ 1室でも必要!特小自火報でOKな場合あり |
点検必要? | ✅ 年2回(機器点検)+年1回(総合点検) |
誰が点検? | ✅ 一部はオーナーでもOK(条件あり) |
届け出は? | ✅ 初回:使用開始届/毎年:点検報告 |
困ったらユタカサービスにご相談ください、サポートいたします♪
