BLOG

メンテナンス日記

第15回【民泊オーナーのための「火災警報器 点検ガイド」】

~1室だけの民泊でも必要な点検と届け出の話~


🔥「うちは1室だけだから関係ない」…って思ってませんか?

実は、アパートの1室を民泊にしただけでも、
消防法ではその部屋が「宿泊施設=防火対象物」として扱われます!

つまり、火災警報器の設置と点検が必要になるんです💡


✅ 必要な設備って?

自動火災報知設備(じどうかさいほうちせつび)を設置しなければいけません。
でも、小規模(300㎡未満)の場合は…

👉 **「特定小規模施設用自動火災報知設備」**でOK!
無線式の簡易な警報器でOKなこともあるので、導入のハードルは低めです✨


🔧 点検ってどんなことをするの?

🛠 1. 外観チェック(目で見るだけ!)

チェック内容ポイント
壊れてない?本体が割れてないか、ホコリまみれじゃないか確認
ちゃんと設置されてる?天井や壁にきちんと固定されてるかチェック
電池切れじゃない?電池式ならLEDの点滅やアラームに注意!

🔊 2. 作動試験(試しに鳴らしてみよう)

やることチェック内容
試験ボタンを押すピーピーピー!と警報音と光が出ればOK!
連動確認(複数ある場合)他の警報器もちゃんと鳴る?無線接続の確認も

📡 3. 通報確認(受信装置がある場合)

やること確認ポイント
警報が受信装置まで届いてるか音・表示・ログでチェック!

🕒 点検の頻度は?

点検内容頻度
🔧 機器点検(外観・簡易動作)6か月に1回
🔥 総合点検(作動・連動確認)年1回

🧑‍🔧 誰が点検してもいいの?

✅ 東京都の場合、こんな建物なら…

  • 延べ面積1,000㎡未満
  • 地下や3階以上に店舗などがない
  • 二酸化炭素消火設備がついてない

➡ この条件をクリアしていれば、
オーナーさん自身でも点検OK!

※ただし、消防署に報告する場合は、正確な記録と様式が必要です。
不安なときはユタカサービスにお任せが安心♪


📩 消防署への届け出、いるの?

はい、必要です!

書類名いつ出す?
防火対象物使用開始届出書民泊を始めるとき

点検結果の報告は、年1回(建物の種類により3年に1回も可)


🧾 点検記録ってどうするの?

  • 点検結果は「点検票」に記録
  • 3年間保存義務あり
  • 消防署に出すときは「報告書」も必要!

💡まとめ:民泊でも「火災警報器点検」は必須!

チェック項目内容
設置必要?✅ 1室でも必要!特小自火報でOKな場合あり
点検必要?✅ 年2回(機器点検)+年1回(総合点検)
誰が点検?✅ 一部はオーナーでもOK(条件あり)
届け出は?✅ 初回:使用開始届/毎年:点検報告

困ったらユタカサービスにご相談ください、サポートいたします♪